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pick up!女性のためのモラハラ対策

モラル・ハラスメントとは

モラル・ハラスメント(以下、モラハラ)とは、無視・暴言・バカにした態度等の、言葉や態度による精神的な暴力のことです。被害者は著しく傷ついたり、不安になったりしますが、外傷等の目に見える痕跡が残らないため、発覚しづらいのが大きな特徴です。

モラハラは夫から妻に対し、家庭というプライベートな空間で行われることが圧倒的に多く、顕在化しやすい肉体的な暴力に比べ社会ではほとんど問題にされることはありませんでした。

しかし1998年、フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌの提唱により、広く知られるようになります。


『モラル・ハラスメント-人を傷付けずにいられない』
マリー=フランス・イルゴイエンヌ著

モラハラについて解説した最初の著書です。本著において、言葉や態度による「見えない暴力」は、「モラル・ハラスメントという精神的な暴力」として顕在化するに至り、多くの被害者が声を上げられるようになりました。

更に近年は、不況による成果主義の導入やリストラの横行により、企業が組織ぐるみでターゲットの社員を精神的に追い詰め退職を迫る事例が激増し、社会問題にまで発展します。社会のモラハラに対する関心が高まる中、2003年には職場におけるモラハラの解説書も出版されました。


『モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする』
マリー=フランス・イルゴイエンヌ著

モラハラが職権のもとに行われた場合はパワー・ハラスメント(パワハラ)、性的な要素を含む場合はセクシュアル・ハラスメント(セクハラ)にもなります。

モラハラは精神的なダメージを与えるという点において、肉体的な暴力と区別されるハラスメントです。パワハラと違って下位の者から上位の者に行われたり、友人関係、恋人関係においても起こり得ます。最近では妻(彼女)による夫(彼氏)へのモラハラも報告されるようになりました(ここでは主に、被害者が女性の場合を想定して解説しています)。

精神的なものとはいえその被害は甚大であり、上記の書籍では加害者を「自己愛的な変質者」と呼び、モラハラは「精神的な殺人」に等しいと指摘しています。それは、加害者との関係を解消した後もうつ病やPTSD(心的外傷後ストレス障害)等の後遺症に苦しむ被害者が多いことが大きな裏付けとなっています。

トラウマ(心的外傷)とは本来、自然災害や戦争、犯罪等、「このまま死んでしまうのではないか」と思うほど為す術のない出来事に遭遇したときに受ける心の傷を指します。モラハラによって受ける精神的ダメージはこのトラウマに匹敵するものであり、ただの人間関係のいざこざでは済まない深刻さを伴うものであることは確かです。

モラハラの具体例【夫・彼氏編】

機嫌を損ねると暴言を吐き、物に八つ当たりをして怖がらせる
些細なことがきっかけで無視をし、それが何か月も続くことがある
容姿や能力などをバカにする
人前で笑い者にする
独占欲が強く、相手の行動をすべて決め、把握しないと気が済まない
喧嘩をすると、謝ってもなかなか許してくれない
自分以外の人間関係から切り離そうとする
不満が多く常に文句ばかり言う
束縛するくせに、自分は浮気をする
非を認めず、すべて責任転嫁し怒り狂う

and more...

モラハラは精神的なものではありますが、エスカレートすると肉体的な暴力(DV, 家庭内暴力)や、生活費を渡さない、借金の肩代わりをさせる等の経済的な加害行為にも発展することがあります。

モラハラの具体例【職場編】

無視をしたり笑い者にしたりする
悪口や悪い噂を流し、周囲から孤立させる
周囲と示し合わせて、仲間外れにする
正当な理由なく人前で叱責し、尊厳を踏みにじる
簡単で退屈な仕事ばかり任せて、職場での存在意義を失わせる
誰もが嫌がる仕事ばかり任せて、奴隷のように扱う
プライベート(趣味、友人関係等)にまで介入する

and more...

職場内のモラハラには、被害者を自主退職に追い込むことを目的としているものも多くあります。加害者の個人的な感情による「職場いじめ」もあれば、組織ぐるみで行われる非人道的なリストラもあり、被害者は激しい孤立感と疑心暗鬼にとらわれます。精神的な疲弊するだけでなく、生活の糧を失いキャリアを妨害されるなどの経済的・社会的なダメージを受けるのも特徴です。

モラハラ加害者の特徴

情緒不安定で不安が強く、攻撃的である
対人関係を力関係でしか捉えることができない
勝つことに強迫的にこだわる
周りは敵か味方かのどちらかしかいないと考えている
批判/反抗/拒絶をした相手は、即座に敵とみなし潰してしまう
言動に一貫性がなく、相手を振り回す
強い者には迎合し、弱者・敵とみなした者には支配的にふるまう
自分は特別な存在だと思っている
自分を偉く、魅力的な人間に見せようとする
起きたことの責任をすべて誰かに転嫁する
相手の感情を理解できない
自分より優れた相手に激しく嫉妬し、精神的に破壊しようとする

and more...

マリー=フランス・イルゴイエンヌは著書の中で、加害者は自己愛性パーソナリティー障害であると述べています。 医師による診断を受けていなくても、これらの特徴を多く備えている人物は、モラハラに及ぶ可能性が高いと考えられます。

このような内面とは裏腹に、医師・弁護士等の高度専門職や起業家など、多くの人から尊敬され、一目置かれる存在であることが多いといわれています。 強力なリーダーシップでカリスマ性を発揮する一方で、非常に嫉妬深く、自分を脅かす存在(ターゲット)には容赦がありません。 しかし、周囲にはさも自分が被害者であると巧妙に印象付けるため、本性が明らかになることは少なく、被害者自身でさえも「自分が悪い」と思い込んでいることもあります。

たとえ配偶者がいても、愛情関係を築くことはできず、支配と搾取の関係に終始します。 被害者は自分に問題があるから愛されないと嘆きますが、実際は加害者の「自分自身しか愛せない(自己愛性)」偏ったパーソナリティーによって殺伐とした力関係に支配されているだけなのです。

モラハラ被害者の特徴

几帳面で秩序を好む
責任感が強く、生真面目
自分の意見を通すより相手に合わせる
場の空気を読み、配慮する
円滑な人間関係を好み、嫌われることを怖がる
頼まれると断れない
自己主張が苦手
起きた出来事に対し「自分が悪い」と罪悪感を抱きやすい

and more...

このようなパーソナリティーを、メランコリー親和型といい、周囲には控え目で母性的な印象を与える人が多いといわれています。 能力は高いものの自分に自信を持てないところがあり、相応の待遇を受けていないにもかかわらず甘んじて受け入れていることもあります。

また、被害者には支配的な家庭で育った人が多いともいわれています。その成育歴から、相手の機嫌を損ねないように自分を抑えることに疑問を感じないため、モラハラの兆候が見えても加害者を受け入れてしまうという見解もあります。

被害者の「嫌われたくない」という依存心と「自分さえ我慢すればいい」という犠牲的精神は、穏やかで節度ある人間関係の構築には大きな力を発揮しますが、加害者にかかるとすべてが裏目に出て、一方的に利用されてしまうのです。

【ブログより】モラハラ特集

ブログにて、モラハラに関連する記事を特集しました。
モラハラという言葉に馴染みのない方でも、実感を持っていただける内容になっています。

 
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